Kilos〜Alola

レックス

ガブリアス♂

25歳

一人称「私、俺」 二人称「きみ、お前」

竜神教の現在の神使。神に選ばれたものだが元々は平民であった。

気性は穏やかそのもので達観したところがあり、人のことをあまり信用しない。

神使の身故かいつも微睡んでいて起きてくることは稀。曰く「緩やかに死に向かっている」らしい。


マティアス

ボーマンダ♂

23歳

一人称「俺」 二人称「お前、貴様」

最も名誉ある第一竜王の座を戴く戦士。寡黙で実直な性格。

元は部族長の傍系の血筋であったが竜王となる為宗家の者や自分の男兄弟を全員殺したこともあり、他の竜族から「仲間殺し」と忌まれている。

そうまでして得た竜王の立場それ自体にも殆ど執着は見せておらず、他の竜王ともほぼ会話しない謎の青年。


ジュスト

サザンドラ♂

32歳

一人称「俺」 二人称「お前、きみ」

第二竜王の座を戴く戦士。第一竜王が人を導く気が皆無な為彼が他の竜王をまとめている世話焼き。

部族長の家系の長男だったが本来であれば継承権を放棄していた身分。

妖精族に一族郎党皆殺しにされ自身も左腕と両足を失う大怪我をしつつ義肢をはめ残された部族の者の救済に奔走している。


フェイ

カイリュー♀

26歳

一人称「私」 二人称「きみ、あなた」

第三竜王の座を戴く戦士。元は信仰を異にするアローラ民だったが「より強靭に」を志し竜神教まで辿り着いた。

向上心が強くとても真面目で勇敢な女性。曲がったことが大嫌い。

竜神教の慣習を日夜勉強しているがあまり馴染みきれていないところも。


ロワイエ

ヌメルゴン♂

35歳

一人称「俺」 二人称「お前、あんた」

第四竜王の座を戴く戦士。部族の勢力がとても強く、本人も複数の妻や幾人もの子がいる父親。

何かと派手で豪快な男性かつ言葉はどことなく投げやりで冷たいところがあるが、根は家族思い。

ジュストの姉とは以前まで婚姻関係であったが諸々の事情で已むを得ず離縁している。


モーリス

チルタリス♂

20歳

一人称「俺」 二人称「お前、貴様」

第五竜王の座を戴く戦士。まだ若いが非常に強く勇猛。

元々部族長であった兄が殺害され下手人である兄の友人が逃亡しているため、その者を追い続けている。

そのため竜王の座には現在ほとんど寄り付いていないが、それでも高い地位を有し存在感を放っている。


イヴリン

キングドラ♀

25歳

一人称「わたくし」 二人称「あなた」

第六竜王の座を戴く戦士。竜神教の信仰も気にせず神使に対する敬意でこの座にいるらしい。

ほぼ唯一マティアスと親しい人物であり、周囲からはそのことを心配されている。

元々平民の生まれだったが才能を認められ部族長の養女となった生い立ち。そのことに引け目がある模様。


リヒャルト(ノルベール)

オンバーン♂

28歳

一人称「私」 二人称「きみ」

第七竜王の座を戴いていた戦士。現在不在のため第七竜王の座は空席である。

部族が妖精族に侵攻されたおり一族のものを守るため戦い抜いて彼らの捕虜にされ現在消息不明。

人望があり立場問わず皆から慕われていた。


ルーファス

オノノクス♂

25歳

一人称「俺」 二人称「あんた、お前、てめー」

第八竜王の座を戴く戦士。少し粗野なところがあるが誰よりも愛情深い。

幼馴染のジュストや敬愛していたノルベールが妖精族によって惨い仕打ちを与えられた故妖精族を酷く憎んでいる。

竜族以外に対する差別意識が強く、竜の同胞だけが生き残ればいいと思っている。


ポーレット

ドラミドロ♀

9歳

一人称「わたし、ポーラ」 二人称「きみ、あなた」

最年少で第九竜王の座を戴いた少女。本人はそれにプレッシャーを感じている。

ポーレットを溺愛する父により他の継承権のあった兄たちが全員処刑され無理やり部族長に据えられた。

そのため「実力で得た立場ではない」と周囲に対する引け目が強く、内向的。


ローレンス

フライゴン♂

35歳

一人称「私、俺」 二人称「きみ、お前」

第十竜王の座を戴く戦士。普段は竜王の座に一切寄り付かないため地位は低いが実力は確か。

親友であった青年が彼の朋友であるモーリスの兄を殺害し逃亡しているため、その捜索のため旅をし続けている。

親友に恨みはなく、本人曰く「もう一度彼に会いたいだけ」という理由のため、モーリスからは胡乱に思われている。


キャロル

クリムガン♂

27歳

一人称「ぼく」 二人称「あなた、きみ」

ポーレットの以前に第九竜王だったもの。任期を終え現在は警察をしている。

竜王の中で最も苛烈な差別意識を持ち、竜以外のものを命とさえ思っていない酷薄な性格の拷問吏であった。

元はそこまでではなかったのだが、幼馴染のジュストの受けた惨い仕打ちを受け「利己的に過ぎる他の種族など救済に値しない」と思うようになった。