正義と慈愛の王国のうち、慈愛とその眷属たち
アルトリウス
サザンドラ♂
一人称「余」 二人称「汝」
古き伝承に名を残す悪き王国の神王であり「邪神」そのものであるとされてきたもの。
最近は相方が復活してくれたおかげでバランスが取れて光堕ちした。普段は国のことは相方に任せてもっぱら書庫に篭って読書の日々。
ラブロマンス大好きかわいいかっぷる応援ガチ勢過激派ハッピーエンド厨読書家魔王。それが長じて世界を滅ぼしかけたことがある。
シルキー
ギルガルド♀
一人称「わたし」 二人称「あなた」
神王アルトリウスに仕えるメイドにして彼の剣。
彼の最大の理解者であり王国の復活に至るまでの長き時間彼を支え続けてきた。
わがまま放題の主君にもめげずひたむきに頑張っており、それは現在王国が復活し彼の臣下が増えた現在においても変わらない。アルトリウスもまたこのメイドを最も信頼している。
シャントリエ
★ギルガルド♀
一人称「わたくし」 二人称「汝」
かつてはアルトリウスの佩刀であった「慈愛の剣」。「正義の剣」とは元々二振りで一つの神剣であった。
戦好きの勇将でありアルトリウスから深い信頼を寄せられていた騎士である。
清楚で高潔だが、同時に悪辣であり、「正義の剣」からは蛇蝎の如く嫌われている。
ヤカ
ブラッキー♀
一人称「わたくし」 二人称「あなた」
かつての時代アルトリウスに召喚された「混乱の悪魔」。美しくも陰のある不思議な女性。
死者蘇生の研究を長年しており、身分のあるアルトリウスのそばは都合が良かったというが、それでも忠誠心は本心。
アルトリウスが現代に復活できたのも全て彼女のおかげである。
フェンリス
ヘルガー♂
一人称「我」 二人称「汝」
書物に魂を封印されていた謎の青年。
尊大な喋り方をするが根は優しく気遣い屋。正体は古い伝承に名を残す悪き王国がまだそうなる前にいた騎士であり一地方の領主だった存在。
当時から公明正大で立派な人柄だったが戦死してしまい、それが王国の狂気の引き金をひいたとされている。
プリシラ
ふらふらオドリドリ♀
14歳
一人称「わたし」 二人称「あなた」
土地神の巫女として社に預けられた娘。大人しく従順な気質。
かつて神に呪われた血筋はさらなる呪いを招き、この地に昏き騎士を召喚した。
現在は神話の騎士たるフェンリスの巫女として拘束されつつも自らの身に降りかかった呪いから解放される術を探すべく旅をしている。
自宅:ラザレスの娘
ヨアキム
アブソル♂
一人称「俺」 二人称「お前」
探偵業を営んでいる男性。険しい顔をしているが親切で警察をはじめ近隣住民からの信頼も厚い。
正体は古い伝承に名を残す悪き王国の宰相だった存在だが、本人は「過去には戻らん」として今を穏やかに過ごすことを望んでいる。
助手のことを目に入れても痛くないほど溺愛している
パンジー
エーフィ♀
14歳
一人称「わたし」 二人称「あなた」
ある悪魔信奉者の元に祀られていた神通力を持つ少女。
その時のことは耐えたがたくつらいと思っており、そこから助け出してくれたヨアキムを心から慕っている。慕うあまりに押しかけ助手をして探偵の世話をあれこれやいている。
他の同年代とは関わろうとしない人見知り。ヨアキム以外の人を信用しない。
自宅:ヤカの娘
ヘルハウンド
ゾロアーク♂
一人称「私」 二人称「汝、お前」
花屋に勤務するどこにでもいる普通の青年とは世を忍ぶ仮の姿。
元は古い伝承に語り継がれし悪き王国の戦士出会ったもの。落命後魂を書に封印されていたが今は解放されている。
本来の名を失い伝承の中において「猟犬」と呼ばれたが故後世のものは彼をこう呼んだ。神話の犬は今や愛娘のためにお花屋さん勤務の男となった。
ペネロペ
トゲデマル♀
12歳
一人称「わたし」 二人称「きみ、あなた」
田舎で父親であるヘルハウンドと二人暮らしをしている女の子。
どこにでもいる普通の少女だが最近父親とのつながりがないことをうっかり知ってしまい反抗期気味。
元はある魔術師が恐るべき神話の猟犬を召喚するため生け贄に用意した赤子だったが、本人はそんなことも父親の正体も露知らず普通の子になっている
セヴラン
グラエナ♂
一人称「ぼく」 二人称「きみ、お前」
全世界を旅する放浪の牧師。元は一つの教会にいついてみなしごたちを育てていたがある事情によりそこを離れる必要が出来、現在に至る。
穏やかで心優しい人物だが、どこか陰のある言動をする。年齢不詳で彼がどこからきたどこの民なのかを知る者も誰一人としていない。
正体はアルトリウスの臣下にして彼がかつて平定した王国の王子であった存在。
イルマ
★ルガルガン♀/まよなかのすがた
16歳
一人称「あたし、わたし」 二人称「あんた、きみ、あなた」
セヴランと共に旅をする露出狂。元気で身振り手振りが大きい。
荒っぽい口調とは裏腹に思想や言っている内容からはどことなく育ちの良さをうかがわせる不思議な少女。元々色違い故の被差別階級であり人と関わることを好まない。
曰く露出は恥ずかしいことらしいが、それでもそれをやめる気はないらしい。