ガラル連合王国の王侯貴族の当主たち。
正体は皆、古の時代に外宇宙より飛来した邪竜と戦い封印するにあたりその力の大半を削がれた土着の神々の末裔。
神々はいずれ封印が滅びこの世に再び顕現するかもしれない邪竜の対抗策のため自らの血筋の裔たちに力を託した。
彼らは皆その神々の力(キョダイマックスの力)の継承者であり、神の依り代である。
シェナーン(ヴァルツァー)
セキタンザン♂
29歳
一人称「俺」 二人称「きみ、お前、貴様」
元々四大公爵家の生まれで次代を牽引するため生をうけたが、ある事情から領土を捨て逃亡生活をしていた。
現在は連れ戻され領土と家と神の力を継承したものの、本来の性格よりも荒っぽさが目立つようになった。
本来は温厚で家族思いの物静かで実直な青年。曲がったことが大嫌い。あまり古き神としての名を名乗らず私人としての名「ヴァルツァー」を名乗りたがる。
うちよそ:km子さん宅ダナエちゃんの主人。
km子さん宅シュルテちゃんの旦那さん。
アルスラン
ダイオウドウ♂
31歳
一人称「俺」 二人称「きみ、お前、貴様」
四大公爵の一人であり国家の軍事を司る軍務伯の座に就く政治家。
飄々とした女好きで妻が五人いるが、その全員を大切に愛し彼女たちの人生を応援している。
人が思うよりも根暗なのだが、そう思わせないよう振る舞うことが得意。外面がいい。
うちよそ:km子さん宅シュルテちゃんの父親。
ネフシュタン(ゲッショウ)
リザードン♂
30歳
一人称「俺」 二人称「きみ、お前、あなた」
四大公爵の一人。元々その継承権がなかったものを兄達の継承失敗とそれによる死によりお鉢が回ってきた。
母親が父の妾かつ移民であり周辺人物に忌まれてきたこともあり自己肯定感が極めて低くひどい厭世家。
人前に出る際は努めて明るく振る舞っているものの、何かと諦めやすく自分の為に頑張ることが苦手。
自宅:メイドであるカレンのことがすき。
ブリギッド
キョダイマルヤクデ♀
????歳
一人称「我」 二人称「汝」
古き神々のうちその神性を完全に取り戻したもの。
とても巨大な女性であり普段は巨大なお城に寝そべって暮らしている。
人を値踏みするような目と問い掛けるような言葉遣いをする非常に威圧的な存在。
プシュケ
キョダイバタフリー♀
????歳
一人称、二人称ともに不明
古き神々のうちその神性を完全に取り戻したもの。
毒鱗粉を振りまき人々の会話も最早成立しなくなってしまったためアルスランの領土の地下大空洞に隔離されている。
本来の気質は世話焼きで面倒見がよく困った人を見捨てて置けない姉さん気質の女性だったらしい。
エウロパ
キョダイイオルブ♀
????歳
一人称、二人称ともに不明
古き神々のうちその神性を完全に取り戻したもの。
判読不明な言葉を用い人に無意識に洗脳怪電波を振りまくためアルスランの領土の地下大空洞に隔離されている。
元々おとなしいお嬢様気質の温厚な女性だったらしい。
アガルタ
ダストダス♂
????歳
一人称「わし」 二人称「なんじ」
古い神々のうち、その神性を完全に取り戻したもの。
子供の守護神であり小さな子が不幸になることを黙って見ていられない。
瘴気を振りまく存在であるため普段はアルスランの領土の地下大空洞に隔離されているが、上二人と違い意思の疎通は可能。
ねこ
キョダイニャース♀
????歳
一人称「わえ」 二人称「おぬし」
古き神々のうち、唯一かつての大戦争で力を剥奪されなかったもの。
そのため子孫もおらず「いつもどこかに突然現れるなぞのねこ」として伝承となった。
このねこをおいておけば福が訪れるとされありがたがられているが、本人は基本身勝手な振る舞いしかしない。
ユハ(サマエル)
タルップル♂
??歳
一人称「俺」 二人称「きみ、お前」
ドレイクやマデリンの叔父であり「ユハ」の神性を持つ者。
とあるきっかけで生家を出奔、そのまま失踪して現地で結婚、そのまま子宝に恵まれ穏やかに暮らしている。
真面目な人物に思われがちだが基本ボンクラであり日々いい加減に生きている。
自宅:アララールの旦那さん
ハイヌウェレ
マホイップ♀
????歳
一人称「わたし」 二人称「あなた、お前」
ある施設に捕まりその神性の研究をされるうち人々に対する愛が拡散し自らの分霊に自我を分散させるに至った。
マホイップの少女達は皆この女神の分霊であり、この女神の自我を宿す。
曰く「少女の守護女神」らしく、全ての女の子の希望と夢を守る存在。
ゲイル
ブリムオン♀
????歳
一人称「わたし」 二人称「あなた」
現在力の過度な行使のために記憶喪失で自身が女神であったこともなにもかも忘れている。
500年以上前にラウムをこの地に天使として再顕現させた召喚主であり彼の実質的な主人であるが、それさえ忘れ去っている。
現在は王城で記憶を思い出せるよう過去の文献を与えられつつ再教育されている。
ゴリアテ
カジリガメ♂
28歳
一人称「私」 二人称「きみ」
人前では決して鎧兜を外さない騎士伯爵。
その厳つい見た目に反し話し方はのんびりして温厚そのものであり、同族と比べても気性がおとなしい。
ただひとたび人命の危機とあれば誰よりも先に駆け出す正義感の強い男性。
スヴァルグ(カーティス)
ストリンダー♂/ハイな姿
26歳
一人称「豫(よ)」 二人称「汝」
常に人を見下したような態度を取る偉そうな青年。実際に偉いためだれも文句が言えない。
気性が荒っぽい故に伝わりづらいが愛情深く家族思い。妹たちのことを溺愛している。
「強いものはその責務を負うべき」という信念があり、極めて責任感が強い。
自宅:スザンナと恋人であることは世間の誰にも秘密。
スヴァルグ(グレン)
ストリンダー♂/ローな姿
15歳
一人称「私」 二人称「お前」
カーティスの異母弟であり、「スヴァルグ」の神性をわかつ者。
兄よりも物静かだが、兄よりも更に厳しく嫌味で高圧的な人柄。侮られることを何より嫌う。
姉たちが現在芸能活動をしていることを「身勝手な振る舞い」と非常に嫌悪している反面、案じ心配している。
テレイア
キングラー♀
24歳
一人称「わたくし」 二人称「あなた」
他の古き神々の家とは殆ど交わらず自領土内だけで全てを賄ってきた一族の現当主。
そのため同胞からは「不思議な女性」と評されやすいが、本人はただ温厚で嫋やかな女性。
できればこのまま神の力を行使することなく誰にもそれを引き継がせず死にたいと思っている。
アイガイオン
カイリキー♀
18歳
一人称、二人称ともに不明
古き神の力の継承に失敗し幼児退行してしまった少女。
元々若くして結婚していたこともあり夫はじめ周囲の人物から献身的に支えられ庇護されている。
ただ仲間の危機だけはわかるらしく、自分に良くしてくれる皆に災いが降りかかろうとした瞬間に力を行使する。
バロール
エースバーン♂
14歳
一人称「俺」 二人称「汝」
まだ少年だが立派な貴族の当主であり古き神の一柱。
美しい見目をしているため美しい内面をしていると思われがちだが、厳格そのものであり正道を歩めない者を決して認めない恐ろしさを持つ。
大半の人のことを「甘やかせば甘やかしただけ堕落する馬鹿な生き物」と思って見下している。
うちよそ:km子さん宅イズミルさんは元乳母であり恋人。
km子さん宅ネイレスちゃんは政略結婚でお迎えした妻。
ミュルクヴィ
ゴリランダー♂
18歳
一人称「ぼく」 二人称「きみ」
禁足地ワイルドエリアの管理をする者。
ゲッショウの指示でエリアを民間に開放したところ他の古き神々から総スカンを喰らってしまった。
神の跡目を継ぐことは最も恐ろしいことだと思っており、兄から継承権を剥奪するために彼を女に変えてしまった。
うちよそ:km子さん宅ネイレスちゃん、モーデンちゃんの兄。
ネレウス
ラプラス♂
29歳
一人称「俺」 二人称「お前、きみ」
キルクスの寒さに対し大変明るく陽気な青年。ヴァルツァーとは母同士が古い付き合いらしい。
何かと陰気に沈みやすい古き神々にとって明るく前向きな彼は欠かせない存在らしく、何かと頼られがち。
本人も人に頼られることが大好きなので頼られれば頼られるほど本気になるタイプ。
リトー
カビゴン♂
60歳
一人称「私」 二人称「お前、きみ」
国の農林に携わる政治家。妻と跡継ぎに逃げられた為現在も若者たちとともに辣腕を振るう。
厳しい人柄ではあるのだがその厳しさは面倒見の良さの裏返しであり、一度身内と思った者に対しては誠意をもって接する。
仕事の鬼であり家庭をかえりみないところがある。
自宅:現在チェイスを私設秘書として雇っている。
バジリスク
サダイジャ♀
22歳
一人称「わたくし」 二人称「お前、貴様」
非常にプライドが高く極めて威圧的かつ尊大な女性。
家族が大好きなのだがその好意を「支配」という形でしか表すことができないため、姉からは非常に恐れられ嫌われている。
そのうち姉をアルスランから取り戻したいと思っている。
ゴダン
フシギバナ♂
35歳
一人称「おれ」 二人称「きみ」
ヨロイ島に二人いる領主のうち、島の統括をする者。
温厚で物静かな男性であり非常にマイペース。いつも屋敷の書庫に篭って本を読んでいる。
本体がヨロイ島そのものであり島から離れることができない。日々人に助けてもらっている自覚がある。
アリョーナ
カメックス♀
36歳
一人称「わたくし」 二人称「あなた、お前」
ヨロイ島に二人いる領主のうち、島の外交を担う者。姉と弟二人合わせて「ゴダン」という神である。
弟に比べて自己主張が強く尊大であり弱いものには興味がない。
その分勤勉かつしっかりしており、のんびりしていて自己主張も少ない弟との関係はあまり良くない。
レイシー
ピカチュウ♀
15歳
一人称「わたし」 二人称「あなた」
古き神の力を継承したばかりの少女。
その力の強大さと使命についてまだ理解が及んでいないところもあるが、領民を飢えさせないためにも日夜勉強の努力を欠かさない。
幼くして結婚したのもあり世間知らずなところがある。
ネヴァン
イーブイ♀
50歳
一人称「わたくし」 二人称「あなた、お前」
政治家としての役目を放棄して自領に閉じこもっている美しい女性。
人に自らを見られることを嫌い内側に閉じこもりがちだが、心許せる相手には笑顔をむけることも。
自己愛が強いが人からそう認識されることを許せないプライドの高さ。